【31日】長崎県内52人コロナ感染 8月、月別最多1807人感染

31日発表の市町別感染者数(左)、新型コロナウイルス感染者の入院状況(30日午後7時現在)

 長崎県などは31日、県内8市2町で計52人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。県などが公表した8月の感染者数は1807人となり、月別では最も多かった。
 県内でも感染力が強いデルタ株への置き換わりが進み、19日には過去最多の114人に上った。
 31日公表分の県内の感染者で年代を公表している43人のうち、約8割が40歳代以下だった。佐世保市で確認した24人のうち、15人は市内陽性者関係。家庭内感染がほぼ半分の8人に上った。長崎市は11人でうち3人は感染経路不明。
 長崎、佐世保両市以外の17人のうち8人の感染経路が分かっていない。西彼長与町の50代パート女性は、接触者として23日以降受けた3回の検査で陰性。4度目の検査で陽性になった。壱岐市の2人は県外から戻った後、陽性が確認された。
 大村入国管理センターは31日、20代男性職員の陽性が確認されたと発表。感染した知人と接触があった。収容者の見張り業務をしており、外部との接触はない。同センターによると、この職員とは別の1人が発熱し、抗原検査で陽性になっている。収容する外国人18人と職員ら100人程度を検査予定。

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