【新型コロナ】横浜で5人死亡、311人感染 クラスター病院で2人死亡

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は9日、50~80代の男性5人が死亡したと発表した。10歳未満~80代の男女311人の感染も新たに確認。中等症4人、軽症237人、無症状23人で、47人の症状が分かっていない。うち211人の感染経路が不明。

 市によると、亡くなった70代と80代の男性2人は、クラスタ-(感染者集団)が確認されている新戸塚病院(同市戸塚区)に別の疾患で入院していた。2人とも8月29日に陽性と判明、9月7日に死亡し、誤嚥(ごえん)性肺炎などの基礎疾患があった。同病院関連で42人の感染が確認されており、死亡は2人を含め4人となった。

 50代男性は発熱の症状があったことから病院を受診し、7月26日に陽性と判明。8月7日に転院し、9月1日に亡くなった。糖尿病や高血圧の基礎疾患があったという。

 別の50代男性は発熱や呼吸困難などの症状があったため、病院に入院。入院後の8月29日に陽性と判明し、9月7日に亡くなった。糖尿病の基礎疾患があり、人工透析を受けていた。

 別の70代男性は発熱の症状があったことから病院を受診し入院。入院後の8月27日に陽性と判明し、9月6日に亡くなった。

© 株式会社神奈川新聞社