ヴィエラ、宿敵トッテナム移籍に近づいた2009年を回顧「色々話し合ったけど…」

 クリスタル・パレスのパトリック・ヴィエラ監督は、現役時代にトッテナム・ホトスパーからオファーがあったエピソードを回顧した。

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 プレミアリーグ第4節でパレスがトッテナムと対戦する中、45歳ヴィエラの過去のライバル関係が話題に。ヴィエラはアーセナルに9年間在籍し、2004年には無敗優勝を成し遂げたが、その5年後インテル在籍時に当時トッテナムを率いていたハリー・レドナップから移籍の話が持ち上がった模様。ヴィエラは試合前会見でその事を問われ、笑顔で振り返った。

「あまりも昔のことだから覚えてないって言いたいけどね…。いや、あの頃はプレミアに戻りたいと思っていた時期だった。ハリーの事はよく知っているし監督しても尊敬しているから、色々な選択肢について話したけど、結局私がスパーズに行く可能性はゼロだった」。

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 またヴィエラは、アーセナル時代共にプレーしたティエリ・アンリとハリー・ケインの比較を求められ、自身の見解を述べた。「ティエリはレベルが違う。彼は何でもできた。スピードもパワーもあって、後ろから走ってきて3、4人相手を抜いてゴールを決めていたね。私にとってはケインよりもティエリについて語る方が簡単かも知れない。それも考慮して欲しいね。でもティエリは歴代でもトップ3に入ると思うよ」。

ヴィエラがトッテナム移籍に近づいていた現役時代を回顧 Photo Phil Cole

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