バーンズ14K快投 ブリュワーズ継投ノーヒッター達成

【ブリュワーズ3-0インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

ブリュワーズは先発のコービン・バーンズが8回115球を投げて被安打0、奪三振14、与四球1、失点0という素晴らしいピッチングを見せ、9回裏をクローザーのジョシュ・ヘイダーが三者凡退に抑えて球団史上2度目となるノーヒッターを達成。メジャー全体では今季9度目のノーヒッターとなり、シーズン最多記録が更新された。一方のインディアンスは今季3度目の被ノーヒッター。こちらもメジャー新記録となっている。

バーンズは2回裏に三者三振を奪うなど、3回までに7奪三振を記録。5回裏には早くも2ケタ奪三振に到達し、7回裏先頭のマイルズ・ストローに四球を与えて完全試合こそ逃したものの、ノーヒッターを継続したままヘイダーにバトンを渡した。9回裏のヘイダーはオスカー・メルカドを空振り三振、オースティン・ヘッジスをファーストへのファウルフライ、ストローを空振り三振に仕留め、継投ノーヒッターを達成。ブリュワーズでは1987年4月15日(現地時間)のオリオールズ戦でフアン・ニエベスがノーヒッターを達成しており、34年ぶり球団史上2度目の快挙となった。

今季のインディアンスは4月14日(現地時間)のホワイトソックス戦でカルロス・ロドン、5月7日(現地時間)のレッズ戦でウェイド・マイリーの前にノーヒッターを喫しており、メジャー史上初となるシーズン3度目の被ノーヒッター。また、この3試合はいずれもザック・プリーサックが先発しており、先発した3試合で相手チームがノーヒッターを達成した投手はメジャー史上2人目、同一シーズンに3度はもちろん史上初の珍事となった。

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