阪神は〝燕・村上封じ〟が急務 初戦先発・青柳は狭い神宮警戒「ミスのないように投げていきたい」

阪神・青柳

村上を止めろ――。セ・首位の阪神は、14日から敵地神宮で3・5ゲーム差の3位につけるヤクルトとの2連戦に臨む。前週の同カード3連戦(7~9日、甲子園)では投手陣が3戦合計28失点と打ち込まれているだけに、矢野監督も「ピッチャーだけでは抑えられない。キャッチャーがどう引っ張っていくかが大事になってくる。前回の対戦から日もないので、反省した上で次にどうするか」と警戒感を強めた。

相手打線のキーマンは、間違いなく村上宗隆内野手(21)だ。前週も3戦合計で村上ひとりに7打点を献上。カード頭のマウンドを任された青柳も「村上選手は素晴らしいバッターなので毎回警戒している。少しでも甘くいくと打たれてしまいますし、神宮は狭いのでミスのないように投げていきたい」と表情を引き締める。

12日のDeNA戦(横浜)ではタイラー・オースティン外野手(30)に2発5打点を許し1―8で大敗した矢野阪神。特定の相手ばかりにやられ続けるわけにはいかないだけに、チーム総出での〝村上封じ〟が急務になる。

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