オリックスが逆転勝利で首位に2・5差再接近 殊勲打の紅林「ワクチンの副反応が…」

オリックス・紅林(東スポWeb)

オリックスが鮮やかな逆転勝利で首位ロッテに再び2・5ゲーム差に詰め寄った。22日の日本ハム戦(京セラ)は相手先発の伊藤に終盤まで苦しめられたが、2―3で迎えた7回、二死満塁から3番・紅林が3番手の鈴木健から右中間に走者一掃の適時三塁打を放ち、逆転に成功。5―3で日本ハムを下した。

殊勲打の紅林は「打った瞬間に抜けたと思った。めちゃうれしかったです。全員で追いついて追い越そうという気持ちでやっている。(吉田)正尚さんがいなくて僕が3番目に入っているんで(4番の)ラオウさん(杉本)に回す仕事をしっかりやりたい。結果が出ない中でも毎日使ってもらって、すごくいい経験ができている」と笑顔を浮かべた。

紅林は20日に新型コロナウイルスの2度目のワクチン接種を受け、試合のなかった前日に少し副反応が出たが、試合後、中嶋監督から「副反応あるくらいの方が打てるじゃないか」と声をかけられたという。

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