いま大注目の東大教授が教える「2時間で学べるキリスト教の教養」とは?

累計30万部を突破した、 2時間で読める実践的教養書シリーズ「学びのきほん」最新刊。「NHK出版 学びのきほん」シリーズ最新刊となる 『キリスト教の核心をよむ』 が9月27日(月)に発売となった。 本書は、 本格的かつ平易な解説で注目が集まる東大教授による、 待望の入門書です。 発売前からamazonランキング1位(キリスト教入門、 9月16日~17日)を獲得している、 注目の一冊。 「キリスト教」をはじめとして「宗教」というと、 現代を生きる私たちは、 とっつきづらい印象を持ってしまうかもしれません。 そのことについて著者は、 本書の冒頭で次のように述べている。

現代では、 「宗教」と言うと固定的な見方を教え込むものというイメージがあると思います。 しかし、 宗教とは本来、 そうしたものではありません。 むしろ、 我々が抱きがちな固定的な思い込みを克服して、 人生という旅における新たな視界を切り開いていくための原動力となるものです。 (「はじめに」より)

宗教を理解することは、 自分という殻を脱ぎ捨て、 新たな「人生という旅」を歩む可能性に満ちている。 本書では、 この「人生という旅」を歩むうえでのヒントを、 旧約聖書や新約聖書、 イエス・キリストにまつわる「教養の核心」から2時間でひも解いていく。 では、 私たちはキリスト教の核心から、 どのような「人生という旅」のヒントをもらえるのか。 例えば本書の第4章には、 次のような文章がある。

自分が苦しみ、 傷つくとき、 それを単に偶然起こったことと受けとめるのではなく、 私たちみなが共有している人間の条件の深みから生じてくるものと受けとめる。 人間とはそもそも傷つき苦しむ存在なのだと気づくことが重要なのです。

私たちは、 いつ、 自分が傷つき苦しむかが分からない時代を生きている。 しかし、 そんなときでも、 傷や苦しみを抱えながら、 それでも「人生という旅」を生きていくことはできる。 本書では、 このようなヒントが数多く示されている。旅するように教養を学び、 自分の人生という旅を進めていく。 そんな読書体験をしてみよう。 10月11日には、 新刊オンラインイベントも開催。本書著者の山本芳久 と、 9月10日にNHK出版新書『日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える』を刊行した 若松英輔 によるオンラインイベント、 新刊ダブル刊行記念オンライン対談 若松英輔×山本芳久「キリスト教の核心に学ぶ心のありかた」 の開催(10月11日 19時~)も決定。 チケットはこちら。アーカイブ映像付きで、 忙しい方でも好きなときに楽しめるイベントだ。

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