東京五輪サッカー男子準決勝で日本を下す決勝弾をマークし、スペインに銀メダルをもたらしたFWマルコ・アセンシオ(25=レアル・マドリード)に50億円超の値段がついた。
今夏の東京五輪にオーバーエージ枠で参戦したアセンシオは、Rマドリードで出番が限られているため、来年1月の移籍を希望。すでにイングランド・プレミアリーグのリバプールとアーセナルが興味を示し、争奪戦となりそうだが、スペインメディア「FICHAJES・NET」によると、Rマドリードもアセンシオの移籍を容認する方針という。
「25歳のウインガーは(カルロ)アンチェロッティ監督によって先発とは見なされていない」と指摘し、同じポジションにベルギー代表FWエデン・アザールやブラジル出身のFWロドリゴがいることから今後も出場機会が増えることはないという。その上で「チーム内で議論の余地はない。良い申し出があれば、彼がチームを去ることを認める」と報じた。
すでに移籍金は4000万ユーロ(約51億2000万円)に設定されており「Rマドリードは今冬にドアをノックするクラブがあることを知っている。レンタルを認めず、4000万を提示したクラブにだけ受け入れる」と伝えている。ちなみに2014年にRマドリードがアセンシオをマジョルカから獲得した金額は350万ユーロ(約4億5000万円)だった。