岸田総理誕生 広島選出の総理大臣は4人

広島選出の総理大臣は、戦前戦後通じて岸田氏が30年ぶり4人目です。年号的には、くしくも大正、昭和、平成、令和と分かれました。

初の広島選出総理は、大正11年に就任した加藤友三郎氏。軍縮やシベリアからの撤兵を成し遂げましたが、在任中に大腸がんのため亡くなりました。

時代は激動の昭和へ・・・昭和35年から4年あまり総理を務めた池田勇人氏は現在の竹原市出身です。

当時、吉田茂総理に多くを学びのち「宏池会」を創設。「所得倍増計画」を打ち出し、日本の高度経済成長に大きな役割を果たしました。

第78代総理・宮澤喜一氏は党内では「宏池会」に所属。池田勇人のブレーンとしても頭角をあらわし、55年体制最後の総理となりました。

そして、「宏池会」の流れを受け継ぎ、第100代総理に選ばれた岸田文雄氏。日本の歴史にどう名を刻むのか・・・その第一歩を踏み出しました。

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