和製ベーブ・ルース、フランケン…大谷翔平「異名」論争に指揮官も参戦「Sから始まるヒーロー」

監督も別格扱いする大谷(ロイター)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は今季、投手で9勝2敗、防御率3・18、打者で46本塁打、100打点をマークし、ア・リーグのMVP受賞が確実視されている。従来の野球の枠を大きく超えた二刀流に「SHO TIME」のニックネームが定着するだけでなく、「ユニコーン」「神話上の生き物」「和製ベーブ・ルース」「フランケンシュタイン」などと畏敬の念を込めて様々に呼ばれた。

この2年、大谷を見守てきたエンゼルスのジョー・マドン監督はどう呼ぶのか。「大谷をキャラクターに例えると?」と聞いたところ、こう返ってきた。「『S』の字は日本語のアルファベットに例えると何だい? その文字をまとっている日本版のヒーローだね」。スーパーマンはしっくりくるがアメコミだ。まさかの「SHOHEIMAN」か…。

指揮官は天才物理学者や米プロバスケットボールNBAの新旧スーパースターになぞらえたこともある。「アインシュタイン、レブロン・ジェームズ、マイケル・ジョーダンに監視はつけちゃいけないんだ。翔平も自由にしなければ」。確かなことは大谷は世間の常識や価値観をはるかに超えているということだ

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