地場スーパーや家具インテリア店を核とする複合商業施設「プラットモール長崎」が29日、長崎市川口町に開業する。28日、開業記念セレモニーがあった。
JR西日本プロパティーズ（東京）が整備した。JR西日本グループが九州地区でロードサイド型の大型商業施設を展開するのは初めてという。地上4階建て、延べ床面積は約1万9千平方メートル。駐車場は約210台。
出店はスーパー「エレナ」、カフェ「コメダ珈琲店」、ドラッグストア「ココカラファイン」、家具・インテリア販売「ニトリ」。2、3階フロアを占めるニトリは店舗面積計約5800平方メートルと大型。
開業記念セレモニーでJR西日本プロパティーズの森克明社長は「気軽に立ち寄ってもらい、地域の皆さんの役立つ場にしたい」とあいさつ。関係者がテープカットした。エレナなど3店舗がプレオープン。招待を受けた近隣住民らが一足早く来店し、食品などを手に取った。妻と訪れた同市目覚町の内海勝行さん（74）は「自宅近辺に生活の拠点となる店ができ、うれしい。一つの施設でいろいろな品がそろうので便利」と話した。
