新型コロナウイルスの感染拡大防止と経済社会活動との両立に向けて政府が神奈川県内の飲食店で行う「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証を巡り、実施概要が29日、明らかになった。横浜駅近くのスカイビル内の11店舗で11月8日から同14日まで行われる。
店舗の入り口でワクチン接種済証や検査の陰性証明を提示すると、一般客と区分けされたテーブルを利用し、人数(1テーブル4人)や滞在時間(2時間)の制限なく飲食できる。県も協力し、店舗は追加される場合もある。
同意を得た利用者にはアンケートを実施するほか、利用後の感染の有無などの疫学調査に協力してもらう。県は「技術実証の趣旨に賛同いただける方にはぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。
技術実証は京都や埼玉など12道府県で実施される。