レッドソックスからFA エデュアルド・ロドリゲス投手にエンゼルスが興味

今季13勝を挙げたロドリゲス(ロイター=USA TODAY Sports)

米大リーグ機構(MLB)公式サイトは14日(日本時間15日)に「オフに進化できる10チーム」と題した特集を組み、大谷翔平投手(27)の所属するエンゼルスを取り上げた。

エンゼルスは2014年を最後にポストシーズンに進めず、6年連続で負け越している。この低迷から抜け出すためには「投手力が必要だ。それは何年もの間、必要とされてきた」とあらためて言及した。「それはマイク・トラウト(今では大谷翔平)を10月にプレーさせることから遠ざけている最も責任のある深い渓谷だ」と断じた。

その上で、「少なくとも先発投手2人とクローザーが必要だ」と指摘。「トラウトとアンソニー・レンドンの巨大な契約上の制約(さらに大谷の23年年俸調停と24年FAを念頭に置いて)を考慮しながらこれらのニーズに対処するのは挑戦だが、マーケットの上位投手を何人か追求できるチームとしてエンゼルスをカウントできる」とした。

そんな中、MLBネットワークのジョー・モロシ記者は同日、自身のツイッターにレッドソックスからFAとなり、同球団から1年契約を求める1840万ドル(約21億円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示されたエデュアルド・ロドリゲス投手(28)にエンゼルスなどが興味を示していると投稿した。

ロドリゲスはメジャー通算64勝の左腕で、18年に13勝、19年は19勝をマーク。20年は新型コロナウイルスに対する健康上の理由でシーズンを全休したが、復帰した今季は13勝8敗。QOの回答は17日(同18日)まで。同投手が拒否すればエンゼルスには大チャンスだ。

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