全国高校サッカー長崎県大会 長総大付2年ぶりV 創成館に2―0

第100回全国高校サッカー選手権県大会は14日に決勝が行われ、長崎総合科学大付が2-0で創成館を破り2年ぶり8度目の優勝を果たした。優勝トロフィーを掲げて喜ぶ長崎総合科学大付の選手たち=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 第100回全国高校サッカー選手権長崎県大会最終日は14日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で決勝が行われ、長崎総合科学大付が創成館を2-0で下して2年ぶり8度目の優勝を飾った。長総大付は全国高校選手権(12月28日開幕・首都圏)の出場権を獲得した。
 昨年の決勝と同カードとなった一戦は、長総大付が押し込み、創成館がはね返す展開。長総大付は前半12分にFW芦高がミドルシュートを放ち、27分にもFW西岡がゴール前に抜け出すなどチャンスをつくったが、いずれも創成館のGK永田に防がれて0-0で前半を折り返した。
 後半4分、長総大付は選手交代に伴い、前線の配置を変更。これが的中して、10分に右サイドから左に移ったFW芦高のクロスをMF高良が左足で合わせて先制した。創成館も14分にFW山崎がゴールネットを揺らしたが、MF村田のラストパスがオフサイドの判定。逆に長総大付はロスタイム、左サイドのコンビネーションからFW西岡が2点目を奪って勝利を決定づけた。

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