新幹線と「いさはや」のまち 絵画コンクール 最優秀に東川さん(喜々津東小4年)

最優秀賞を受賞した東川さん=諫早駅交流広場

 新幹線開業後の「未来の『いさはや』のまち」をテーマに、長崎県諫早市が市内の小学生を対象に募集した絵画コンクールで、市立喜々津東小4年、東川幸央(さちあ)さん(10)の作品が最優秀賞に選ばれた。入賞・入選の計36点を市美術・歴史館(21日まで)、諫早駅交流広場(23日~12月5日)でそれぞれ展示する。
 九州新幹線長崎ルートは来年秋、諫早を通る長崎-武雄温泉間で暫定開業する。コンクールは開業への機運を高めようと実施し、本年度が11回目。494点の応募があり、市職員らが審査した。東川さんの作品は新幹線駅ができる長崎、諫早、大村の名所などをあしらったハートの中を、新幹線車両が駆け抜ける様子をイメージした。
 7日、同駅交流広場で表彰式があり、大久保潔重市長が東川さんと優秀賞受賞者の計6人に賞状を手渡した。東川さんは「新幹線に乗って全国を回ってみたい。いろいろな世界の人にも諫早に来てもらって仲良くしてほしい」と話した。

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