駅でベビーカーをシェアリング 小田急が新宿、新百合ケ丘など3駅で導入

新百合ケ丘駅などに導入されるベビーカーシェアリングサービスのイメージ(小田急電鉄提供)

 小田急電鉄(東京都)は7日から、ベビーカーシェアリングサービス「Share Buggy」(シェアバギー)を新百合ケ丘(川崎市麻生区)、海老名(海老名市)、新宿(東京都)の3駅で本格導入する。子育て世帯への支援を通じ、子連れでの沿線利用を促す狙い。

 予約なしで駅でベビーカーを貸し出すもので、新百合ケ丘と新宿には各3台、海老名には5台設置する。

 同サービスを運営するベビー用品レンタル・販売の「Babydoor」(東京都)の専用アプリをダウンロードし、同アプリ内でクレジット決済する。料金は1時間220円、3時間550円、6時間880円。延長料金は1時間220円となっている。

 「ベビーカーを持って外出するのが大変」といった子育て世代の意見を踏まえ、サービス導入を決めた。今後は観光エリアにある駅などでも実施する予定で、担当者は「子連れで外出を楽しんでほしい」と話している。

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