〈月間・金正恩総書記の活動〉「モデル都市」三池淵を視察

2021年11月 /4年に及ぶ開発プロジェクト完工

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4年におよぶ三池淵の開発プロジェクトの完工が目前に迫っている。金正恩総書記は11月、現地を視察し、最終段階の建設事業を指導した。金正日総書記の生家のある白頭山のふもとに位置する三池淵市。金正日総書記の逝去から10年、金正恩時代10年目の節目を締めくくる2021年12月、地方都市のモデルとして新しく生まれ変わった革命の聖地が公開される。

三池淵市を現地指導する金正恩総書記(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

4年間の一大建設

11月16日発朝鮮中央通信は、金正恩総書記の三池淵市視察を伝え、三池淵市の壮大な建設プロジェクトが今年中に完了すると明かした。

三池淵の建設事業は2013年11月、金正恩総書記が三池淵郡(当時)を訪れて開発構想を示したことに端を発する。2017年12月の総書記の現地視察をきっかけに、国を挙げた一大プロジェクトとして本格的に推進された。

建設事業は3段階で進められ、2019年末に第2段階の工事が完工。三池淵郡(当時)の中心部が一新され、郡から市へと改編された。

第3段階工事では三池淵市周辺の工事に着手。白頭山密営洞、鯉明水洞、神武城洞、5号ムルトン洞、胞胎洞、中興里、フンゲス里、小白山里、ペクサム里、普西里、トンシン里など市内の10余の洞、里に数千世帯の住宅と公共施設、生産施設、教育施設、上下水道、道路と園林緑化、送電線を建設する膨大な工事だ。その規模は第2段階の1.4倍におよぶ。昨年10月に三池淵市人民病院が、11月に数千戸の住宅が完工。今年10月にも千数百戸が完成し、住民の入居式が行われるなど、工事は着実に進捗してきた。

開発プロジェクトが進む三池淵市(C)朝鮮新報

今回、金正恩総書記は、第3段階工事で建設した白頭山密営洞地区、鯉明水洞地区、胞胎洞地区の住宅と教育施設、文化厚生施設、踏査宿営所と中興農場地区をはじめ市内の複数の対象を現地で指導し、工事の状況と都市経営および農業の実態を全面的に調べた。

総書記は建設の出来栄えを高く評価したうえで、革命の生家が位置している三池淵市を文化的な山間都市の典型に立派に建設するのは金日成主席と金正日総書記の戦士であるわが人民と新世代の革命的義務だと改めて指摘。三池淵市建設を通じて収めた成果と経験、基準は党の地方建設政策を正しい方向に推進させることのできる明確な指針になるとし、これは地方が変革する新しい始発を開くためのこんにちのたたかいで大きな意義を持つと強調した。

労働新聞12月3日付は政論とともに複数の写真を掲載し、大変貌を遂げた三池淵市の片鱗を示した。政論は、「白頭山のふもとで始まった地方建設の火種を燃え上がらせ、いたるところで天地開闢が起こり、地方が転変する時代を切り開こう」と呼びかけた。

第5回3大革命先駆者大会が開かれた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

3大革命強化の新方針

金正恩総書記は、11月18日から数日間にわたって行われた3大革命先駆者大会に書簡を送り、3大革命赤旗争取運動を革命発展の要求に即して拡大強化する方針を示した。3大革命を動力として国家社会生活のすべての分野、国のすべての地域の同時的で均衡的な発展を力強く推進しようとするのが今大会の基本精神だとし、3大革命実現のための大衆運動を、従来の機関、企業、工場、協同農場、職場、作業班の単位ではなく、市、郡、連合企業所を包括するより広い範囲に拡大し、名実ともに全社会的運動、全人民的運動として展開する新たな方針を示した。