長崎県内、海の便に乱れ きょう、あす大雪警戒

 長崎県内は25日、西高東低の強い冬型の気圧配置の影響で海上はしけになり、海の便を中心に交通機関に乱れが出た。長崎地方気象台は26日から27日にかけ、五島や県南部・北部で大雪になる恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。
 同気象台によると、26日午後6時までに予想される24時間降雪量はいずれも多いところで、南部・北部の山地5センチ、平地3センチ、五島3センチ。25日の各地の最低気温は、午後5時現在で▽雲仙岳マイナス0.2度▽対馬市鰐浦0.7度-など。
 海の便では、九州商船が本土と離島を結ぶジェットフォイルなど計19便を欠航するなどの影響が出た。
 向こう1週間の天気は、30、31日に西高東低の気圧配置が強まる影響で風や波が高くなる見込みだが、気温は平年並みの予想。


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