約2万本のロウバイが新春の山肌を黄金色に染める「寄(やどりき)ロウバイまつり」が15日から松田町寄の寄ロウバイ園で開催される。昨年は緊急事態宣言で中止となり2年ぶりの開催で2月6日まで。
地域の観光の目玉にしようと、2006年に地元の町立寄中学校(現在は閉校)の生徒が耕作放棄地に卒業記念としてロウバイを植樹したのがきっかけ。その後も地域住民の手で植樹を続けて現在は1.3ヘクタールの敷地に2万本が甘い香りとともに黄色い花を咲かせる。例年、1月下旬から2月上旬が開花のピークという。
午前9時~午後4時。入園料は16歳以上500円で、子どもは無料。期間中は寄自然休養村管理センター前の「みやま運動広場」が無料駐車場となる。