第40回串間市青少年の声を聞く会（市青少年育成市民会議、市教委主催）は15日、同市文化会館であった。小中高生18人が登壇し、地域活性化に向けた提案や自分の将来の夢などを堂々と発表した。
優秀賞には福島高1年の瀨治山眞（まどか）さん（16）、北方小6年の隈田原心桜（みお）さん（11）を選出。瀨治山さんは、自治会の班が行う清掃活動などに幼少期から積極的に参加していることを紹介。災害時には、地域での助け合いが重要とし、「今後も地域と関わり続け、周囲にも広がることを望む」と訴えた。
隈田原さんは、串間が抱える人口減少問題のネックは「若者の市外流出」と説明。解決に向け、若い人が働くための環境整備に加え、移住希望者に「串間の魅力をSNSを使って積極的に発信すべきだ」と提案した。
他の登壇者は次の通り。（敬称略）
【高校生】坂ノ上大祐（福島1年）
【中学生】佐久間かれん、石田茉亜弥、川崎海星、川崎夢斗、津久田悠月、本川あかね（いずれも串間2年）
【小学生】和田唯花（本城6年）大下悠華（市木6年）井上純佳（福島6年）大嶋蘭奈（大平6年）轟千菜（金谷6年）清水柚希（有明6年）田中伶弥（秋山5年）江藤伶桜（大束6年）早瀬夏海（都井6年）
