スピード成年男子リレー3位 アイホ成年男子は準々決勝敗戦 とちぎ国体第5日

成年男子2000メートルリレー決勝 1走の川目(左)が2走の宇賀神へバトンを渡す=28日午後1時20分、日光霧降スケートセンター

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」冬季大会スケート・アイスホッケー競技会第5日は28日、日光霧降スケートセンターほかでスピードスケートとアイスホッケーを行い、スピードの成年男子2000メートルリレーで本県が3位に入り、準優勝した前回大会に続き2年連続の表彰台に立った。アイスホッケーは成年男子の本県が準々決勝で埼玉に2-4で惜敗し、5~8位を決める順位決定戦に回った。

 前半に先頭争いを展開したリレーは3走阿部啓吾(あべけいご)(県スポーツ協会)が北海道の選手と接触し惜しくも3位。このほか成年女子3000メートルの北原(きたはら)もえ(同)が4位に入るなど3選手が入賞した。

 アイスホッケーは第2ピリオド途中までに3失点。FW柚木辰徳(ゆずきたつのり)(県スポーツ協会)とFW唐津大輔(からつだいすけ)(明治大)の得点で試合終盤に1点差まで追い上げたが、反撃もそこまでだった。

 スケート競技は全日程を終了し、天皇杯得点(男女総合成績)は94点で6位となり、栃の葉国体が行われた1980年の冬季国体(北海道・苫小牧開催)で8位だった第35回大会以来の入賞を果たした。皇后杯得点(女子総合成績)は前回大会から八つ順位を上げて10位だった。

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