元アーセナルのロベール・ピレス氏は、アーセン・ヴェンゲル氏が驚きの方法でレアル・マドリード移籍を阻止したと明かした。
アンリ、プレミア史に残るピレスの“珍PK”を回顧「やり直すべきだった」
ピレスは2000年7月にマルセイユからアーセナルに移籍すると、フランス代表で同僚だったティエリ・アンリやパトリック・ビエラと共にプレミアリーグを席巻。2003-04シーズンには後に“インビンシブルズ”と語り継がれるリーグ無敗優勝を達成した。しかしピレスは幼少の頃からレアルのファンだったようで、マルセイユから新たなクラブを探す際スペイン行きが間近に迫っていた模様。それをヴェンゲルが大胆な手段で阻止したと、フランス紙『レキップ』で語っている。
「2000年に、私はレアルやユベントス、レアルからオファーが届く難しい選択を迫られた。レアルに行かなかったのはクレイジーと言われたね。でも、スペイン行きはすぐそばだったんだ。ベルギーで開催されたEUROでは、『アス』の取材か何かでレアルのジャージを着て写真を撮ったこともあったよ。そして全ての出来事が急速に起きた。アーセンから電話があって、私の計画をひっくり返したんだ…。彼は私にプライベートジェットを送り、そのままメディカルチェックをパスしてサインに至ったんだ」。