中村氏、平日街頭活動を開始 新規感染「減少傾向」と判断 長崎県知事選

 20日投票の知事選に立候補している現職の中村法道氏(71)は16日、平日の街頭活動を始めた理由について、新型コロナウイルスの新規感染者数が今後減少傾向で推移すると判断できたためと説明した。
 県庁で記者団の質問に答えた。
 中村氏は当初、公務のコロナ対策に専念するため街頭活動を自粛。その後、「新規感染者数の減少の兆し」を理由に土日、街頭に立ったが平日は控えていた。15日に今後の病床使用率の減少などを見通した上で、県民に求めている活動制限について近く緩和の方向性を示す意向を書面で発表。16日に選挙カーに乗った。
 中村氏は17日以降については感染状況を踏まえて、随時対応を検討する意向を明らかにした。引き続き職務代理者は置かず、携帯電話で県庁と連絡を取れる態勢を維持しながら「公務を大事にしていきたい」と述べた。


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