今春卒業の長崎県内公立高生 就職内定率0.5ポイント減の94.7% 県内割合は過去最高

 長崎県教委は18日、今春卒業予定で就職を希望する県内公立高生(2139人)の昨年12月末現在の就職内定状況を発表した。全体の就職内定率は前年同期比0.5ポイント減の94.7%。内定先の県内割合は同3ポイント増の70.2%で過去最高となった。
 県教委によると、県内で就職を希望する人の内定率は94.7%(前年同期比0.1ポイント増)、県外は94.5%(同1.9ポイント減)。未内定者は114人で、うち公務員志願者は61人という。
 内定先の県内割合が過去最高となったことについて県教委は、県立高への就職支援員「キャリアサポートスタッフ」配置などで企業情報を積極的に提供できていることや、新型コロナウイルス禍で地元志向が強まっていることが理由とみている。


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