平和賞候補 高校生平和大使を推薦 ノーベル賞委受理

 ノルウェーのノーベル賞委員会は4日までに、被爆地長崎で生まれた高校生らの平和活動で、各地で集めた核兵器廃絶を求める署名を届ける「高校生平和大使」を2022年のノーベル平和賞候補とする推薦状を受理した。平和大使の同賞推薦は18年から5年連続。
 高校生平和大使派遣委の平野伸人共同代表によると、推薦資格を持つ国会議員らにメールやファクスで呼び掛け、衆参与野党の50人が推薦した。1月18日に推薦状をノーベル賞委員会へメールで送付。数日後に受理したと返信があった。
 21年は329の個人・団体が推薦され、10月にロシアとフィリピンのジャーナリストへの授与が発表された。


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