「ドライブ・マイ・カー」に国際長編映画賞 ロケ地広島からも喜びの声

広島で撮影された映画「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー賞で国際長編映画賞を受賞しました。

ロケ地でも喜びの声が上がっています。

アメリカ映画界で最高の栄誉とされるアカデミー賞で、ノミネートされた4部門のうち国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」

濱口監督「皆さん、とりました!ありがとうございます!」

全編のおよそ3分の2が広島で撮影され、ロケ地のひとつグランドプリンスホテルでは授賞式を見守った関係者が歓喜の声を上げました。

「ドライブ・マイ・カー」は村上春樹さんの短編小説が原作で、西島秀俊さん演じる演出家が妻との死別に向き合う姿を描いた作品です。

国際長編映画賞を受賞するのは日本映画では「おくりびと」以来13年ぶりです。

ロケを誘致したフィルム・コミッションの西崎智子さんは…

広島フィルム・コミッション 西崎智子さん「監督受賞おめでとうございますとお伝えしたいです。ちょっとロケ地めぐりをとか頭をよぎってくださってたくさんの方を(広島に)お迎えできればうれしいです」

広島から世界へ、日本映画の歴史に残る快挙となりました。

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