着物姿で観桜会へ 和ごころの会、和遊びじかん 3日まで

 着物姿で観桜会を楽しむ「和遊びじかん」が2、3の両日、上越市大町3の日本舞踊稽古場「和たしじかん藤喜(とき)」で開かれている。同所で好みの着物をレンタルした参加者は、高田城址公園観桜会場を散策したり、紅茶席の点前を楽しんだりした。3日は午前10時から午後4時30分まで。

 同所が事務局を務める「和ごころの会」主催。会場では和雑貨やアクセサリー、弁当の販売の他、匂い袋作りやネイルケア体験などのマルシェが開かれている。

 参加者は雁木通りプラザ和室で、方円流新潟支部・江口宗園社中による紅茶席の点前も楽しんだ。新潟市から訪れた女性(60)は、江戸の町中を描いたような柄の珍しい着物を着付けた。「普段着られないような柄の着物が着られてうれしい。撮影も楽しみたい」と笑顔で話した。

着物姿で紅茶席の点前を楽しむ参加者

 イベント事務局を務める藤喜の小山留美子さんは「観桜会の時季、着物や和雑貨で日本ならではの風情を楽しんでほしい」と話した。

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