新型コロナ第6波 これまでとの違い 大分

今年に入ってから新型コロナの感染により死亡した人の累計者数は、県によると亡くなってから発表に反映されるまで1週間ほどかかる人が多いみたいですが、今年に入ってからは、特に2月末頃から死亡者の発表が増えてきていて、オミクロン株が拡大した第6波に入ってから亡くなる人が多くなっていることが分かります。この状況について、専門家は、これまでとの「ある違い」を指摘しています。

大分大学医学部附属病院 平松和史先生

「第5波とか第4波と違うのは、以前の波は新型コロナウイルスによる肺炎が多かった。ウイルス性肺炎っていうのが起こってて亡くなる方が多かったけど、第6波はウイルス性肺炎で亡くなる方は比較的抑えられている。それはウイルスの病原性が少し変わってきたりワクチンが非常に多くの人に2回接種されているので、非常に悪くなる人が減ってきているんだろうと思います」

それでもくなる方が増えている理由は。

 

 大分大学医学部附属病院 平松和史先生

「患者数が多くなってくると新型コロナになって高い熱が出て具合は悪くなるので、肺炎にはならないですけど具合が悪くなるので、それによってもともとある基礎疾患とか

ご高齢の方で体力の無い方々はウイルス感染が起こることによって状況が悪くなって亡くなる方が出てきている状況。患者数が多くなると亡くなる方はそれなりに出てくる」

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