「タコつかみ」や特産品買い求め 平戸海道渡海人祭

保護者や来場者が見守る中、見事にタコを捕まえた子ども=平戸市、平戸大橋公園

 長崎県平戸市の5月初旬の恒例行事「平戸海道渡海人(とかじん)祭」(市産業まつり実行委主催、長崎新聞社など後援)が3日、同市岩の上町の平戸大橋公園で始まった。呼び物の「タコつかみ」に挑戦したり、特産品を買い求めたりする来場者の姿が見られた。5日まで。
 同祭は、新型コロナウイルスの影響で2年連続中止しており、今回で通算25回目の開催。平戸瀬戸に面した会場に計20の事業所や団体が、水産加工品や菓子、地酒などの店を出した。
 近くの砂浜であった「タコつかみ」は小学生以下が参加。水槽に放したタコを見事に捕まえると、保護者や来場者から拍手や歓声が上がった。
 タコつかみは4日もあるほか、魚つかみが4、5日に実施予定(参加費500円などが必要)。3カ所の駐車場と会場間のシャトルバスもある。問い合わせは平戸商工会議所内同実行委(電0950.22.3131)。


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