「黒い真珠」に向け 三次ピオーネの摘粒作業 広島

広島・三次市の特産ピオーネを大きく育てるために形を整える、摘粒作業が行われています。

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まだ青いピオーネが、ハウスの中で育っています。収穫までに大粒で形の良い房が実るよう摘粒作業が、西田研治さんのハウスでも行われています。すき間を作りながらハサミで注意深く摘み取ります。

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三次ピオーネ生産組合 西田研治さん
「(摘粒作業は)玉の大きさを形よくそろえ、一粒一粒に栄養を送って、玉をふとらせるためです。ことしはだいたい天気が良いので、おいしいぶどうになると思う」

摘粒作業は、来週20日ごろまで続いた後、袋がかけられ、7月10日ごろには「黒い真珠」とも呼ばれる立派なピオーネが出荷される予定です。

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三次ピオーネ生産組合では、20戸の農家がハウス・露地合わせて30ヘクタールでピオーネを栽培していて、ことしはハウス栽培が233トン、露地栽培は255トンの収穫を見込んでいるということです。

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