遠藤航と伊藤洋輝が所属するシュトゥットガルトとキットサプライヤーのJakoは11日、特別な意味を持つ限定ユニフォーム「1992」を発表した。ユニフォームと一緒にトラックジャージもリリースとなっている。
ここでは、それらの限定アイテムと、伊藤もモデルで登場したビジュアルイメージをご紹介したい。
VfB Stuttgart 2021-22 Jako '1992' Kit
14日の1.FCケルン戦で選手が着用する1992ユニフォーム。レトロ感たっぷりのデザインに一目で懐かしさを覚えるオールドファンもいることだろう。このキットはadidasがサプライヤーだった1991-92ホームキットをモチーフとしている。
ブンデス1部を戦った91-92シーズン。首位のシュトゥットガルトは92年5月16日に敵地でレヴァークーゼンと対戦する。試合は先制を許すもフリッツ・ヴァルターのゴールで同点とすると、終了間際の86分にギド・ブッフバルトが逆転ゴールを決めて1-2で勝利。この結果、83-84シーズン以来となるリーグ優勝が決まった。
今回の1992キットは、その優勝から30周年を記念した特別なものとなる。
全体的なデザインはもちろん、透かしのシャドーストライプや四角で囲った胸スポンサーロゴマーク、背面のチーム名まで当時のキットを再現。そして今回はJakoのブランドロゴも、1992年当時のオールドスタイルを使用する。
VfB Stuttgart 2021-22 Jako '1992' Tracksuit
ユニフォームと同時に、1991-92シーズンのデザインをモチーフにしたトラックスーツも登場。こちらも背面チーム名は当時のフォントデザインで再現し、右胸のJakoロゴは1992年のものを使用する。
各アイテムのリリースに合わせて、トップチーム選手がモデルを務めたビジュアルイメージも公開。背中には91-92シーズンと同様に背番号のみを、当時のフォントに近いスタイルでプリントする。
この1992ユニフォームは全サイズ合わせて5,000着の限定販売だが、既にほとんどのサイズが売り切れに。14日のケルン戦では、遠藤・伊藤両選手の1992ユニフォーム姿が見られることを期待したい。