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トライアスロンの全日本大学選抜大会は22日、群馬県板倉町の渡良瀬遊水地で行われ、選抜女子の部で白石怜佳(長崎南高-立命大3年)が2時間14分28秒で初優勝した。3人の合計タイムで競う団体も立命大が初Vを果たした。
選抜男女、オープン男女の4部門を実施。選抜は個人と団体、オープンは個人で競った。
白石はスイム(1.5キロ)を首位でスタート。バイク(40キロ)で1人に抜かれて2位に順位を下げたが、最後のラン(10キロ)の5キロ付近で再びトップを奪い返すと、最後は2位に約1分30秒差をつけてゴールした。レース後、全日本レベルの大会で初優勝した20歳は「個人で優勝でき、その結果が団体優勝に貢献できたのでうれしい」とコメントした。
白石は昨年10月の日本学生選手権(インカレ)で4位に入り、9月の世界ユニバーシティー大会(ブラジル)の挑戦権を手にしている。6月のU-23世界選手権(ルーマニア)の出場権も得ているが、栃木国体の選手選考会と日程が重なったため、国体を優先する予定。