近づく広島・原爆の日 平和公園の樹木をせん定 造園業の団体

本格的な夏を前に、造園業の団体が、ボランティアで原爆ドーム(広島市)周辺の樹木をせん定しました。

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この取り組みは、「原爆の日」が近づき、広島を訪れる人が増えるのにつれ、きれいな状態で原爆ドームを見てもらおうと、毎年、この時期に実施されています。

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せん定作業には、広島市内の18社から38人が参加し、電動工具で仕上がり面が波立たないようにツツジを均一に刈り込み、大バサミで仕上げていきました。また、芝を刈ったり、雑草を抜いたりして景観を整えました。

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広島市造園建設協会 山岡裕幸副会長
「8月6日の原爆の日に一番きれいな状態に保てればいいなと思う」

ツツジは、来月ころから花芽を付け始めるので、この時期に葉を切りそろえるのが、最も適しているということで、1人ひとりが真剣な表情で作業に集中していました。

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