ローズホテル横浜で夏満喫 日中だけでなく夜間も 屋上プール、前倒しでオープン

梅雨明けを受けて、予約が増えているというローズホテル横浜の屋上プール(同ホテル提供)

 先月27日、関東甲信で梅雨が明けた。統計がある1951年以降最も早く、6月としては2例目。いきなり夏本番である。

 これだけ暑いと、夏を満喫したい!と考える人も多い様子。「ここ数日、多くの予約をいただいている」。横浜中華街にあるローズホテル横浜(横浜市中区)の担当者は、弾んだ声でそう話す。

 家族連れなどに人気を集めているのが、屋上に設置した宿泊客とデーユース(日帰り)客向けのプール。日中のみならず、夜の時間帯(7、8月は午後9時まで)も楽しめる。今年はデッキチェアをリニューアルしたほか、幼児用ミニプールを用意。昨年よりも2週間近く前倒しし、5月中旬にオープンした。

 「梅雨明けがこんなに早いと見越していたわけではありません」と苦笑する担当者。5月のオープンについて、「早いのでは?」との声も社内にあったと明かしつつ、実際に訪れた客が撮影した写真が交流サイト(SNS)に上がるなどし、話題となった。「結果的には当たりでしたね」

これまで横浜を中心とした地元客が中心だったが、最近は関東圏の新規顧客が目立つように。「プールをきっかけに当ホテルを選んでくださる方も多い」という。例年になく早い梅雨明けに加え、県内旅行代金が最大5割引きとなる「かながわ旅割」の適用が今月14日宿泊分まで延長されたことも追い風となっている。

 「日帰りサマープールプラン」はスタンダードツイン1室2人利用で1人6500円~、「満足サマープールプラン」は同ツイン1泊1人9千円~で、いずれも9月30日まで。コロナ禍を踏まえ、客室からプールの混雑状況が確認できるシステムを導入している。

 詳細は、同ホテル公式ホームページ。問い合わせは、電話045(681)3311。

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