4月に広島市の川で5歳の保育園児が死亡した問題で、男の子が通っていた保育園では6日、3回目の保護者説明会が開かれました。
この問題は4月に、広島市西区の市立保育園の近くの川で男の子が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されたものです。男の子は隙間のある植え込みから園外に出た可能性が指摘されていました。
6日開かれた3回目の保護者説明会では、園の周りに高さ180センチのフェンスを新たに建てるなどの予定が示されました。
広島市こども未来局 山越重範次長
「事案が発生以来、保護者から要望いただいて一つずつ対応できるものは、やってきている。園児の安心安全な園の生活を第一に考えて対応していきたい」
検証委員会による報告は、年内にとりまとめられる予定す。
これについて市は、「報告書ができ次第、遺族に説明して、その後、保護者にも説明する」としています。