<高校野球千葉大会>市立銚子「格上の相手でも実力が発揮できた」

<高校野球千葉大会>市立銚子「格上の相手でも実力が発揮できた」

 7月14日、ゼットエーボールパークで【市立銚子 vs 市立船橋】が行われ、市立銚子は8点を得たものの、5回コールドで敗戦する結果となりました。

 試合後、市立銚子の主将・石毛選手に話を聞きました。

市立銚子3年 石毛悠斗 主将
「やっぱり悔しいですし、最後コールドで負けてしまって敵わなかったという部分と、もっと自分たちの力を発揮できたんじゃないかなっていう面があって…。素直に、やっぱり悔しいです」

 Aシードの市立船橋を相手に2桁のヒットを打つなど、強豪を相手に粘り強さを見せつけるシーンもありました。

市立銚子3年 石毛悠斗 主将
「自分たちが今まで一生懸命練習してきたことが、格上の相手でも実力が発揮できたというところは、やってきて良かったなと思います」

 “とにかくこの市船戦を楽しんでやりきってほしい”と話していた石毛選手の母。
 その願いの通り、試合をしっかりと楽しむことができたそうです。

 そんな石毛選手が今一番感謝を伝えたい相手は―

市立銚子3年 石毛悠斗 主将
「マネージャーの2人ですね。最後まで一番近くで応援してくれて、選手よりユニフォームを汚してまでサポートに回ってくれたので、その2人に“勝ち”をプレゼントできなかったっていうのが悔しいです。2年間一番近くで応援してくれて、今まで大変だったと思うんですけど、ありがとうございました」

 涙を流しながらも、自分の想いを語った石毛選手。彼らの涙は、己の全てを使って戦い切ったからこそ。このあとも様々な人たちの涙を乗り越えながら、夏の高校野球は続いていきます。

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