平和公園にテント設営 8月6日 原爆の日 平和記念式典の準備が本格化

広島市の平和公園では、8月6日(広島・原爆の日)の平和記念式典に向けた準備が進められています。

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平和記念式典で参列者のイスが並べられるエリアには、クレーン車を使って大型のテントが設置されました。ことしは一般席を1000席程度、被爆者・遺族席は250席程度を事前に募集しましたが、一般席は1.7倍、被爆者・遺族席は2.8倍の応募があったということです。

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広島市によりますと、過去最も多い114か国の大使などのほか、EU代表も参列を予定しているということです。また、国連のアントニオ・グテーレス事務総長も参列することになっています。

広島市の松井市長は、「平和宣言」で、ロシアによるウクライナ侵攻で罪のない市民の命や日常が奪われていることを指摘します。さらに、ロシアの文豪トルストイの言葉も引用するとしています。

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