宇都宮市が職員2人を懲戒処分 参院選の投票用紙誤交付で

宇都宮市役所

 宇都宮市は25日、10日に行われた第26回参院選の同市御幸が原小の投票所で、260人の有権者に、投票用紙を誤って交付したとして、投票事務に従事していた職員2人に、それぞれ減給「10分の1を2カ月」と、同「10分の1を1カ月」の懲戒処分をしたと発表した。

 佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「市民の皆さまの信頼を大きく損なうもので遺憾。あらゆる業務で、最大限の注意を払いながら適正な事務執行に努め、職員一丸となって信頼回復に向け取り組みます」とコメントした。

 同市選挙管理委員会委員長は同日、管理監督者である同委員会事務局長と事務局次長に口頭で厳重注意した。

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