ティモンディ高岸が初練習 「自己採点は5億点」 栃木GB

成瀬選手兼投手総合コーチ(左)から助言を受けて笑顔を見せた栃木ゴールデンブレーブスの高岸=エイジェックさくら球場

 野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)に入団したお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行(たかぎしひろゆき)(29)が25日、栃木市のエイジェックさくら球場で行われたチーム練習に初参加し、お笑いとプロ選手の“二刀流”へ第一歩を踏み出した。

 練習用のユニホーム姿で登場した高岸は、新たなチームメートに両拳を握るおなじみのポーズを見せながら「栃木に、世界に元気を与えましょう」と力強い声であいさつ。約1時間半の練習はランニングや投手、内野手の連係確認、遠投などで汗を流した。

 練習後取材に応じた高岸は「真夏の暑さに負けず皆さんのパッションの熱さを感じたし、楽しくできた」と充実の表情。連係確認では成瀬善久(なるせよしひさ)選手兼任投手総合コーチから助言を受け「連係の練習は12年ぶりくらいだけど、当時の感覚にすぐ戻れた。(自己採点は)5億点です」と笑った。

 公式戦デビューの日時は未定ながら「5分後でもいける準備をしている」と待ち遠しい様子。寺内崇幸(てらうちたかゆき)監督は「他の選手と同様にやってもらうつもり。けがをしないようセーブしながらプランを立てたい」。今後は自主トレを中心に調整し、芸能の仕事の合間を縫ってチーム練習に参加する予定だ。

初のチーム練習で遠投に取り組んだ栃木ゴールデンブレーブスの高岸=エイジェックさくら球場
同僚と一緒にアップに取り組む栃木ゴールデンブレーブスの高岸(左から2人目)=エイジェックさくら球場
投手と野手の連係確認に参加した栃木ゴールデンブレーブスの高岸(中央)=エイジェックさくら球場

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