【新型コロナ】横浜で4人死亡4369人感染 新規クラスター10件

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は29日、70~90代の男女4人の死亡と、新たに10歳未満~100歳以上の男女4369人の感染が確認されたと発表した。中等症6人、軽症4353人、無症状7人で、3人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった神奈川区の90代女性は、20日に陽性が判明し、27日に誤嚥(えん)性肺炎で死亡した。

 港南区の90代男性は24日に陽性が判明し、27日に新型コロナで死亡した。

 神奈川区の90代男性はクラスター(感染者集団)が発生した介護老人保健施設に入居していた。23日に陽性が判明し、28日に老衰で亡くなった。同施設では52人が感染し、死者は2人目。

 ほかに70代男性が陽性となり、誤嚥性肺炎で亡くなったが、家族の同意が得られず、詳細は公表していない。

 新規感染者の年代別では20代が675人で最多。40代655人、10代618人、30代593人、50代586人、10歳未満540人、60代282人、70代181人、80代145人、90代88人、100歳以上5人の順だった。1人の年代が分かっていない。

 市内の新規クラスターは10件。特別養護老人ホーム3施設、障害者入所施設2施設、病院2施設などで5~21人に感染が確認され、市はそれぞれクラスターと認定した。

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