インターアクトクラブ年次大会 身近な行動、大切さ学ぶ 長崎 ジェンダー、環境問題で意見

SDGsに当てはまる身近な行動を話し合う高校生=長崎市、長崎ブリックホール

 長崎、佐賀両県でボランティア活動に取り組む若者でつくるインターアクトクラブの年次大会が7月30日、長崎市茂里町の長崎ブリックホールであり、高校生約130人が、持続可能な開発目標(SDGs)などについて理解を深めた。
 国際ロータリー第2740地区(長崎・佐賀)のインターアクトクラブに加盟する22校のうち15校が参加。基調講演では非政府組織(NGO)ユイマールの創設者、照屋朋子さんが「SDGsと教育の未来」と題して話した。分科会では、ジェンダーや環境問題などのテーマで、意見を交わした。
 このうち、環境についての分科会では、買い物や部活動など日常の場面での「環境に配慮した行動」を付せんに書き出し、SDGsの17目標に当てはまるかを話し合った。生徒たちは「身近な行動がSDGsにつながるので、これからも勉強を深めたい」などの感想を発表した。

© 株式会社長崎新聞社