全国高校野球 組み合わせ抽選会 海星、日本文理(新潟)と8日初戦

 日本文理(新潟)との対戦が決まった長崎県代表の海星。くじを引いた主将の柿本は「気持ちとモチベーションを上げて、まず、この一戦に懸けてやるぞと(みんなに)伝えたい。自分たちのプレースタイルの守り勝って、熱くやる。それを貫く」と意気込んだ。
 8日午前8時の試合に、加藤監督は「早過ぎる感じはあるけど、対応可能」ときっぱり。2002年夏、監督として最初の甲子園でも対戦(8-1で勝利)した相手に「思い出して懐かしい」。1日に大阪入りしたチームについては「(投手二枚看板の)宮原、向井の出来が左右する。調整でもそこを一番のポイントとして見ている」と話した。
 日本文理は09年準V、14年4強の実績があり、今年も最速150キロ右腕の田中を軸にした注目校。海星に対して鈴木監督は「長崎大会の準決勝、決勝はたまたま(映像で)見ていた。好投手を中心に、というイメージ。向かっていく気持ちで挑戦したい」と気合を入れていた。


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