新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で4日、新たに7人の死亡と10歳未満～100歳代の男女1万4007人の感染が確認された。1日当たりの感染者数が1万人を超えるのは14日間連続。
横浜市は3人90代女性の死亡を発表した。いずれもクラスター（感染者集団）が発生した施設の入居者や入院患者だった。金沢区の医療機関に入院していた同区の女性は7月29日に陽性が判明。31日に市内の病院に転院したが、8月1日に新型コロナで亡くなった。この医療機関での死者は初めて。
有料老人ホームに入居していた戸塚区の女性は7月22日に陽性が判明。8月2日に新型コロナで死亡した。この施設での死者は2人目。特別養護老人ホームに入居していた女性は家族の同意が得られず、市は詳細を公表していない。この施設での死者は初めて。
川崎市は60代男性の死亡を発表。7月30日に感染が判明、今月2日に死亡した。横須賀市は90代女性の死亡を発表。高齢者施設の入所者で、施設内でクラスターが確認されたことから検査したところ7月20日に陽性と判明、8月3日に新型コロナで死亡した。
県は2人の死亡を発表、いずれもクラスターの発生した高齢者福祉施設の入所者だった。横須賀市の80代女性は7月25日に陽性が判明、今月2日に新型コロナ感染症で死亡。海老名市の80代女性は7月6日に陽性が判明し、同23日に他疾患で死亡した。
また、県は新たに4625人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は7万5755人となった。
