小学生にサッカー指導 元V長崎の神﨑・鎮西学院大監督ら 南島原

ドリブル練習で顔を上げることを呼びかける神﨑監督(中央)=南島原市多目的運動広場人工芝グラウンド

 V・ファーレン長崎などで活躍した元Jリーガーで、鎮西学院大サッカー部の神﨑大輔監督(37)らが講師を務めるサッカー教室が8月31日、長崎県南島原市多目的運動広場人工芝グラウンドで行われ、小学3~6年生の約30人がシュート技術などを学んだ。
 同運動広場を管理するコミュニティースポーツクラブ主催。本年度はGKスクールを月2回実施しており、今回は「ゴール前を楽しみ尽くせ」をテーマに、得点を決めるテクニックスクールを初めて開催した。
 2人一組となって限られたスペースの中でドリブルで逃げる練習などを実施。神﨑監督は「顔を上げて相手の位置を把握して」と呼びかけ、シュート練習では「トラップしてからのスピードの変化を」「GKが嫌がるタイミングを探して」と繰り返した。対するGKも「相手より速く良い位置取りを」という指示を受けて、再三好守を披露。午後からは海でSUP(スタンドアップパドルボード)を体験した後、ゲームで汗を流した。
 参加した真津山JFCの入江祐成君(12)は「チームでのポジションはディフェンスだけど、シュート精度を上げたくて来た。守るときのフォワード心理も勉強になった」と満足した様子だった。


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