国体会期前終盤戦へ きょう競泳スタート 水沼(本県代表)や池江璃花子など出場

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」会期前競技は17日から宇都宮市の日環アリーナ栃木で競泳が始まり、終盤戦に突入する。6月の世界選手権銀メダリストの水沼尚輝(みずぬまなおき)(真岡市出身、新潟医療福祉大職)は、同日の成年男子100メートルバタフライに出場。凱旋(がいせん)レースで本県チームの先陣を切る。

 競泳は会期前競技最終日の19日まで実施され、初日は個人8種目とリレー2種目に県勢が出場する。

 世界選手権男子100メートルバタフライで同種目初の日本人表彰台となる銀メダルを手にした水沼は、午前10時台に始まる予選に臨む。8月の全国高校総体で女子背泳ぎ2種目入賞を果たした赤羽沙也加(あかばねさやか)(黒磯南高)は、同10時10分からの少年女子A200メートル背泳ぎに出場。また世界選手権200メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(せとだいや)(埼玉・TEAM DAIYA)が成年男子の同種目にエントリーしている。

 18日は成年女子100メートル自由形に東京五輪代表の池江璃花子(いけえりかこ)(東京・日大)、成年男子100メートル背泳ぎに入江陵介(いりえりょうすけ)(東京・イトマン東進)が出場する見通し。一般客の観覧は事前に申し込みが必要で、受け付けは終了している。

 競泳のほか18、19日には新体操の少年女子団体・個人が小山市の県南体育館で行われる。

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