中央卸売市場の魅力 法被で発信 岡山 インフルエンサー3人任命

お披露目された法被を着るインフルエンサーの(左から)藤沢さん、佐々木さん、花谷さん

 岡山市中央卸売市場(南区市場)は20日、市場の魅力を広めようと初めて制作した法被をお披露目した。併せて市場の情報発信を担う「おかやま市場インフルエンサー」に3人を任命した。

 法被は、市場と包括連携協定を結ぶ加計学園運営の倉敷芸術科学大の斎藤菜月さん(3年)がデザイン。デニムをイメージした紺色地に岡山特産の桃やサワラのイラストをあしらい、背中には「卸売市場」の文字を入れた。今後、イベントなどで着用する。

 インフルエンサーの任命も初めて。県内在住の3人が、市場が扱う旬の県産食材や花などについて月3回程度、SNS(交流サイト)を通じて発信する。

 市場で式典があり、大杉誠・市場事業管理者が「市民の食を支える上で欠かせない市場を皆さんと力を合わせて盛り上げていく」と述べた。今月の市花き市場フェアのポスターを制作した山陽学園高の植田紗英さん(3年)の表彰もあった。

 インフルエンサーは次の皆さん。(敬称略、かっこ内はアカウント名)

 インスタグラム 花谷遼真(はな@岡山グルメ探訪)佐々木由真(氏名と同じ)▽ツイッター 藤沢裕介(離島フィッシュイーター)

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