新聞販売の課題や将来像考える 岡山で全国フォーラム

新聞販売の課題や将来像について考えた「全国新聞販売フォーラム2022岡山」

 新聞販売の課題や将来像を考える「全国新聞販売フォーラム2022岡山」(山陽新聞社、協同組合山陽新聞山陽会でつくる実行委員会主催、日本新聞協会販売委員会後援)が21日、「ニューノーマル時代を生き抜く~持続可能な販売所を目指して」をテーマに岡山市内で開かれた。

 全国54の新聞社と販売店関係者約450人が参加した。実行委員長の広岡尚弥・山陽会理事が開会を宣言。加藤辰彦・山陽会代表理事が「新聞業界を取り巻くさまざまな課題を検証、修正し、実践に移していこう」とあいさつした。

 松田正己・山陽新聞社社長は「時代の変化に柔軟に対応する力が試されている。さまざまな角度から活発な議論を展開してほしい」と呼び掛け、丸山昌宏・日本新聞協会長が来賓祝辞を述べた。

 午前は記念講演があり、Jリーグ前専務理事でファジアーノ岡山スポーツクラブオーナーの木村正明氏が「逆境への挑戦~誇りを持って地域と生きる」と題して話した。午後は「経営安定化」と「地域密着」の2分科会で協議する。

 フォーラムは1993年からほぼ隔年で開催されており、今回で14回目。

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