宇都宮の田川遊歩道に屋台ずらり 大学生らが「宮秋祭」開催

宮の橋付近の田川遊歩道に飲食屋台が並んだ「宮秋祭」

 田川を活用して街なかの活性化を図ろうと、宇都宮共和大の学生らでつくる街づくり団体「U-City Planning(UCP)」は23日、JR宇都宮駅西口の宮の橋付近の田川遊歩道で「宮秋祭」を開催した。

 学生らはこれまで、田川で映画の上映や「宮sakura祭」などを実施してきたほか、清掃活動にも取り組んでいる。

 この日は、かつて宮の橋周辺にあった「赤ちょうちん」の屋台にちなんで、遊歩道に県内の12店舗の飲食屋台などを設置。音楽のライブも行い、会場を盛り上げた。

 宇都宮市、会社員青木貴之(あおきたかゆき)さん(47)は「大学生がこうしたイベントを開催するのはいいことですね」と楽しんでいた。UCP代表で同大3年、宇梶宏海(うかじひろうみ)さん(20)は「今後もイベントを企画したい。いろいろな人を巻き込んで、より親しんでもらえる田川にしたい」と話している。

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