宮島・厳島神社の大鳥居 囲いの撤去始まる「令和の大修理」大詰め 広島

修理のため宮島・厳島神社(広島県廿日市市)の大鳥居を覆っていた囲いの撤去が始まりました。

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けさからネットの取り外しが始まり、少しずつ、高さ16メートルの大鳥居の姿が見え始めました。

3回にわたり耐久性に優れた塗料が塗られた主柱などは、これから秋の紅葉シーズンに向け徐々に見ることができるようになるということです。

宮島表参道商店街 木村力会長
「大鳥居は宮島だけじゃなく、日本のシンボルですからね。これからまた、お客さんが増えてくれたらありがたい」

「令和の大修理」と呼ばれる工事は2019年、傷み具合の調査から始まりました。

9代目となる今の大鳥居は再建から145年以上経っていて、予想以上の白アリの被害が判明しました。さらに耐震補強工事の工法決定に時間を要し、期間が3年以上かかったということです。

神社の名前を記した扁額も修復が終わり、取り付けを待っています。

足場などの撤去は12月下旬までに終了する予定です。

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