栃木県は2日、県庁前の県民広場に大型の発光ダイオード(LED)ビジョンを設置し、「いちご一会とちぎ国体」の配信映像の放映を始めた。県勢が出場する競技の決勝を中心に流すほか、11日の閉会式を迫力ある動画で届ける。
大型ビジョンは、100万円相当以上の物品を協賛する「オフィシャルサプライヤー」の日環(宇都宮市インターパーク4丁目)が貸与した。高さ2メートル、幅5.5メートルの画面をトラックの荷台上に搭載している。
2日は朝から設営を進め、早速、開会式の映像を映した。作業を見守った同社の中島宏太郎(なかじまこうたろう)常務執行役員は「国体が盛り上がる力添えや県勢の1位獲得の後押しになればうれしい」と願った。
映像は、日本スポーツ協会と県が運営するインターネット配信「国体チャンネル」を用いる。放映は午前9時ごろから午後5時ごろまで。11日は午後1時まで。